第51回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第51回放送番組審議会 議事録

日時
令和元年8月20日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
天野慎介・市橋章男・神尾明幸・小林隆志・宮本一彦・柴田江己子・白濱小夜子・原田俊子(順不同/敬称略)
欠席委員
藤原正寛・渡辺傳次郎・石川きぬ枝(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・嶋崎早穂

進行

1.あいさつ

 はじめに大川博美代表取締役社長から、ご参集頂いたお礼と挨拶がされ、市内の情報の充実を図りたいと考えているので忌憚のない意見交換をお願いしたいと述べられた。続いて、市橋章男会長進行の元、議案に移った。

2.議  案

(1)ミクス現況報告について

 はじめに森崎常務より当社の現況について報告がされた。
 当社では岡崎市内で放送、通信、電話の3つのサービスを展開しており、2019年6月末現在の加入件数は、放送約29,000世帯、通信約19,000世帯、電話約14,000世帯で総接続世帯は約62,000世帯であり、これは市内のおよそ40%になることが説明された。また当社の事業は総務省の許可を得て行われていることが話された。
 その後、資料「著作権関連事務処理の範囲」をもとに番組放送に付随する著作権の管理について説明がされた。
 はじめに権利の区分について、音楽に関する権利は一般にもよく知られているJASRACや NexToneなどが、脚本などについては日本脚本家連盟などの3団体が権利を所有しており、著作隣接権として民放の番組を有線放送する場合の権利についてはJASMATが所有してることなどが話された。
 JASRACなどへの権利に対する支払いは、売り上げに応じた一定の割合額を支払うという包括的なものになっており、著作権に関わる当社での支払は年間約2,000万円強になることが述べられ、こうした著作権に関しては正当な手続きをとった上で、事業を展開していることが話された。

(2)「蔵人~柴田酒造場新たな味への挑戦~」視聴

 続いて、岡崎にある伝統の酒蔵「柴田酒造場」にスポットを当て、日本酒造りの苦労と従業員たちの熱い思いを映し出した当社制作番組「蔵人~柴田酒造場新たな味への挑戦~」の番組視聴に移った。

(3)自主制作番組について

 次に、石川編成部長より当社制作番組について紹介がされた。当社では2つのコミュニティチャンネル「チャンネルミクス」と「チャンネルおかざき」を制作しており、「チャンネルおかざき」については行政と共同で制作しているチャンネルであることが話された。
 チャンネルミクスに関しては、幅広い世代に番組に出演してもらうことをモットーに制作を行っており、学校やイベントを中心に取材。事件事故は取り扱っておらず、こうした情報は岡崎警察署の広報番組で情報発信を行っていることが説明された。
 また番組内容について、ニュース番組「タウン通信」では民放では取り上げられないような身近な出来事を、グルメ番組「食遊彩々」では飲食店だけでなく地産地消をPRするクッキングコーナーを交えながら放送。「岡崎ふるさと巡り」では郷土の歴史を紹介するなど、様々なジャンルの番組で岡崎にまつわる情報を幅広く発信していることが話された。
 続いて、「チャンネルおかざき」について紹介がされた。チャンネルおかざきでは、行政の動きや地域の特色などを取り上げた番組制作を行っており、他にも議会中継や防災情報の発信などを行っていることが述べられた。
 その後、チャンネルミクスでの特別番組について紹介がされた。特別番組では祭りやスポーツ大会、演奏会など年間を通して様々な番組を制作。中でも春に行われる家康行列は市民からも好評を得ており、また今年の花火大会については県内7局でも放送がされたことが述べられた。
 その他、近隣のケーブル局との番組交流も盛んに行っており、自社制作番組だけでなく市外の情報も充実させ、市民に必要とされる番組作りを行っていることが話された。

3.意見交換

 続いて視聴した番組と当社事業に関する意見交換がされた。

1)とても良い番組であったと思う。
しかし、番組を視聴してもらうためにはSTBの設置が不可欠で、STBを設置してもらうための営業努力がもっと必要であると思う。

2)こうした番組を放送していること自体を知らなかった。
東海愛知新聞などに告知が掲載されているが、どこを見ていいのかわからないので案内が欲しい。

3)柴田酒造場の従業員たちの我が子を育てるように日本酒と向き合う姿勢が見られてよかった。商品を提供する喜びがよく表れていた。

4)企業秘密まで出ているのではないかと思うほど細かく取材されていてよかった。

5)家康行列に参加した際、取材を受けたが、行き届いた取材をされているなと思った。

6)ガイド誌が毎月自宅に届くが、細かな内容までわからないことが多い。

7)岡崎はモノづくり文化のPRに力を入れているが、あまり情報発信が上手くできていないが現状。
岡崎商工会議所とタイアップするなどして、ミクスから情報を発信していけないか。

8)柴田酒造場は世界での事業展開を視野に入れている企業で、自社をPRしていくために番組映像が活用できるとうれしいのでは?
制作番組を販売するなどすればミクスの売り上げにもなり、岡崎の素晴らしい文化を世界に発信する企画にもなるのでは。

9)ミクスの番組は地域密着した内容で知人が出演していることなども多く親近感がわく。

10)ミクスの番組は熱心に制作されたものが多く良いと思う。
柴田酒造場の特番に関しては、ドキュメントのスポットが人に当たっており好感が持てた。これに加えて、社内での反発意見やプライベートの姿などが盛り込まれるとより深まったと思う。

11)加入者を増やすために、ショッピングセンターなどでのイベント開催だけでなく、地域の集会などに顔を出し、その場で少しだけでも番組を視聴してもらう機会が増えるとよりよいのでは?

12)岡崎のモノづくりを主題とした番組を作ってはどうか?

4.閉  会

 定刻となったため、市橋章男会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。

以上を明らかにするため、議事録を作成する。


令和元年8月20日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    市 橋 章 男
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美