第45回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第45回放送番組審議会 議事録

日時
平成28年8月23日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
市橋章男・加納勉・神尾明幸・酒井英二・富田征也・青山恵美子・永坂雅子・原田俊子(順不同/敬称略)
欠席委員
和田昭・清水啓子(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・嶋崎早穂

進行

1.あいさつ

 大川博美代表取締役社長から、ご参集頂いたお礼と審議会の説明がされた。ミクスは今年で創業30年、開局25年を迎え、お客様へより開けたサービス提供するため、大相談会の開催など市民の為になる企業作りを目指していることが述べられた。また市民のためになる放送局を目指す中で、審議委員のみなさんにご協力いただき、意見をいただけることに対して感謝の意を話した。
 その後大川社長は会場を退席。続いて、森崎健吾常務取締役よりミクス事務局メンバーの紹介があり、市橋章男会長進行の元、議案に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
 はじめに森崎常務よりミクスの現状報告がされた。
 ミクスは平成2年11月3日の開局以来、少しでも多くの市民に加入して頂けるよう営業活動を行い、お客様の求める番組を制作に取り組んでいる。
 2016年6月末現在ミクスの総接続世帯数は、岡崎市の総世帯約155,000世帯の内60,000世帯。この内、放送契約は29,000世帯、インターネット契約は16,000世帯、電話契約は9,000世帯であることが述べられた。
 次に資料1をもとにミクスの新サービスについて報告がされた。
 まず4K放送について、ミクスでも7月から『ケーブル4K』を新設したことが述べられた。『ケーブル4K』は全国のケーブルテレビ局が立ちあげたもので、4Kコース加入することで視聴可能となる放送であり、今後より多くの利用者に視聴してもらうことを目指していることが話された。またVOD(ビデオオンデマンド)サービス『みるプラス』についても同じく7月からサービス開始しており、サービスの充実化を図っていることが述べられた。
 続いて、『迷惑電話 光ってお知らせ』について話がされた。近年、岡崎での詐欺被害は県内トップクラスであり、このサービスはその防止の手伝いをミクスでも出来れば始めたサービスであると説明された。このサービスは、警察にあるデータベースと通信しながら、迷惑電話をランプで教えるシステムで、専用機器の貸し出しによって、ミクスの放送・通信・電話のいずれかのサービスに加入をしていれば利用できることが述べられた。
 また通信サービスの新商品についても話がされた。通信サービスにおいて7月より、インターネットモデムにWi-Fi機能を搭載した新商品を導入。機器設置の初期費用は必要ではあるが、従来はそれぞれ必要だったモデムとWi-Fiルーターが一体化したことで、利用者からは好評を得ていることが話された。
 最後に放送・通信・電話に加え4つ目の柱としてスタートした通信販売サイト『ミクスプレミアムマーケット』について話がされた。このサービスでは、全国の優れた商品をインターネットサイトまたはカタログから注文することが出来るサービスであり、今後より多くの方に活用してもらいたいと述べられた。

(2)第25回視聴動向調査結果について
 森崎常務より、資料2を元に第25回視聴動向調査の結果について説明がされた。これはミクス加入者の中からランダムに2,000人を選び、ハガキで番組に関するアンケートを実施したものである。
 今回の視聴動向調査での回収率は2,000人中449人の22.5%となった。調査結果から、視聴者は40代以上が主体となっていることが分かった。また若者のテレビ離れに伴い各家庭におけるテレビ設置台数は減少傾向にあることも分かった。しかし、ほとんどの世帯の1台はテレビが置かれていることから、20代~30代の若い世代を中心に加入の努力を進めていきたいと話がされた。
 また人気度の高い番組を調査した質問から、人気番組が従来のアニメ系から、時代劇専門チャンネルや映画系のチャンネルなどに変遷してきていることが分かった。一方、あまり必要だと感じていないチャンネルに関しては、ショッピング系や囲碁将棋、放送大学などが票を集めた。全体で見ると人気の低い番組であっても、中にはこれらの番組を視聴するために加入をしている利用者も多く、今後もこうしたチャンネルを設けることで長く利用してもらえるサービスとしていきたいと述べられた。
 続いてチャンネルミクスに関するアンケートについて話がされた。チャンネルミクスを視聴していないと答えた人は全体のおよそ30%いることが分かった。こうした加入者に番組を見てもらうためにも、視聴者の要望に答えた番組制作、告知方法の改善など検討していきたいと話がされた。
 また行政チャンネルであるチャンネルおかざきの番組に関するアンケートでは、地元の話題を伝える情報特急や市議会中継は特に視聴率が高いことが分かった。
 他にも、ミクスの光サービスで放送契約をすると家中でBS放送が視聴可能になるBSパススルーに関する認知度調査では、未だBSパススルーに対する認知度が上がっておらず周知のための努力が必要であると感じていることが話された。

(3)け~ぶるガールズ2016について
 森崎常務より、資料3を元にけ~ぶるガールズ2016の活動について報告がされた。け~ぶるガールズは、東海エリアのケーブルテレビ局の女性スタッフで構成されるユニットで、ケーブルテレビのPR活動を行っている。活動は2008年より開始した今年で9年目となったことが話された。
 今年度は、アニメーションと実写でのCM展開を行っており、LINEスタンプの販売を開始するなど活動の幅を広めていることが述べられた。

(4)その他
 石川編成部長より、ミクスの自主制作番組「チャンネルミクス」と岡崎市の行政チャンネル「チャンネルおかざき」について説明がされた。
 チャンネルミクスでは、「あなたがニュース」をモットーに、市民の身近な出来事を取材し、子どもからお年寄りまで幅広く番組に出演してもらえる番組制作を心がけていると話がされた。またグルメ、スポーツ、学校紹介など幅広いジャンルの番組を制作しており、中でも人気の高い番組については他のケーブル局への販売も行っていることが説明された。
 また、4月からは市内のスポーツで頑張る人たちを紹介する番組「ミクスポ!」を15分から20分に拡大。アスリートや将来の活躍が期待される金の卵をこれまで以上に深く紹介できるようになったことが話された。
 さらに、これらの番組をより多くの人に見てもらおうと、チラシやブログなどでの告知に取り組んでいることが述べられた。
 またチャンネルおかざきでは災害情報の発信も行っており、市民の役に立つ番組制作に取り組んでいると話がされた。

3.意見交換

市橋章男会長の進行のもと、意見交換に移った。

 (1)12チャンネルでミクスの制作番組が見られることが、加入者の中で大変好評となっており、過去に放送された番組を見たいとの声をよく聞く。新サービス「みるプラス」などでの放送を検討してはいかがでしょうか?
 … 「みるプラス」で放送する場合、映像の二次利用、肖像権などの問題があり、対応は難しいと考えております。

 (2)視聴動向調査の結果を見て、少数の視聴者の要望にもこたえることが出来るよう、今後も番組コンテンツの充実を図っていって欲しいと思った。
 … 今後も視聴者の要望にこたえられる番組制作に努めてまいります。

 (3)番組表で検索する際、興味の無いジャンルのチャンネルまで出てきてしまうため、高齢者にとっては操作が難しくなってしまっていると思う。ある程度ジャンルを絞った中から検索できるようなシステムがあると良いと思う。
… ぜひ検討させていただきます。

 (4)光ってお知らせのサービスを実際に使ってみたが、非常に良いサービスだと思った。このサービスが市民に浸透するよう、警察と協力してみてはどうか。また、銀行と協力し呼びかけをしてもらってはどうか。
… 既に警察と岡崎市には提案をしております。
      今後、話が具体化していけばと思っております。
      銀行との協力に関しても、ぜひ検討させていただきます。

4.閉  会

定刻となったため、市橋章男会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成28年8月23日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    市 橋 章 男
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美