第40回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第40回放送番組審議会 議事録

日時
平成26年2月18日(火)11:00~12:30
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
高沢秀明・曽我修二・原田俊子・杉浦賢一・松尾ひろ子・神尾明幸・星野淳子・市川文勇・荻野里富・富田征也(順不同/敬称略)
欠席委員
和田 昭(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・浜崎友里・嶋崎早穂

進行

1.あいさつ

大川博美代表取締役社長より、ご参集頂いたお礼と審議会の説明があり、今後の展望について、ミクスが社会に貢献する企業となるためにも、今後は岡崎市の産業や歴史、文化などを題材にした放送を更に充実させ、市民が喜ぶものを放送しなくてはならないと述べ、各委員それぞれの立場から積極的な意見を述べて欲しいと挨拶した。その後大川社長は会場を退席。

森崎健吾編成部長より荻野里冨会長の紹介があり、荻野里冨会長から、市内の光ファイバー化が完了し、これまでの設備投資が実りインフラとしての環境が整った今、暮らしや産業にどのようにインフラを結びつけミクスがどう街づくりに関わっていくかが今後の課題であると挨拶があった。そのあと森崎健吾編成部長よりミクス事務局メンバーの紹介があり、荻野里冨会長の元、議案に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
森崎健吾編成部長より資料1を元にミクス現状報告について説明があり、3ケ年計画で進めてきた岡崎市内全地域の光ファイバー化が昨年8月に完了、市内94%の光ファイバー化が完了し、対象地域で同じ内容のサービス提供が可能になった旨を説明した。また、未だ光ファイバー化がされていない、旧額田地区と旧岡崎地区の間にある田園地域マルチメディアモデル整備事業地区は、国・県・市の補助金を使用し設備の整備が行われており、行政の資産でもあるので、この地域に対し、ミクスとして単独判断で工事を行えない地区でもあり、早期に光ファイバー化ができるよう、行政と調整中であることを説明した。

次に、資料2を元に3ケ年光化計画の内容について説明があり、赤色・青色・緑色のエリアの順で光ファイバー化工事が進められ、現在市内で13万5千から14万世帯で光サービスが可能になったことを説明した。

続けて加入世帯数について報告があり、平成24年7月24日のアナログ放送終了をもってアナログ契約世帯はゼロとなったことを報告した。コミュニティチャンネルを視聴できるデジタル加入世帯は岡崎市内およそ15万世帯中約2万9千世帯で、電波障害は約6千8百世帯、インターネットは約1万6千世帯、ケーブルプラス電話は6千3百世帯の利用であると説明し、総接続世帯数はおよそ6万1千世帯であると報告した。また、テレビ放送のデジタル化は完了しているものの、未だ2台目以降として利用されているアナログテレビの残っている家庭に対しては、平成27年3月まではデジタル放送の電波をアナログ方式へ変換するデジアナ変換にて再送信するが、今後も放送サービス加入者に対し引き続きデジタル化の案内を進めていくことを報告した。

(2)チャンネルのハイビジョン化について
森崎健吾編成部長より、資料3を元に弊社放送チャンネルのハイビジョン対応について説明がされた。現在、リスト青色部分の多くのチャンネルはハイビジョン対応が完了しているが、チャンネル側で未だハイビジョン対応していない黄色部分のものに関しては、順次ハイビジョン化していく旨が述べられた。また、赤色部分に関しては今後ハイビジョン対応への変更が決定しているもので、MTVとジュエリー☆GSTVに関しては2月よりハイビジョン化することを報告した。

続けて4K・8K放送の技術の開発に関しても触れ、4K・8Kのシステムが構築され環境が整い次第弊社サービスでも対応させていきたいと説明した。

(3)新チャンネルの導入について
森崎健吾編成部長より、資料4を元にTBSチャンネル2の導入とTBSニュースバードの廃止について説明された。TBSチャンネル2は、TBSで放送された過去の番組を放送するだけでなく、プロ野球チーム横浜DeNAベースターズのホームゲームの放送が平成26年度からTBSニュースバードからTBSチャンネル2へ変更することが決定しており、需要の高い野球中継の放送を優先すべく、東海のケーブルテレビ局19局で結成されるCNCI社での会議決定に伴い、弊社でもTBSニュースバードを廃止し代わってTBSチャンネル2の導入を決定した旨が説明された。

またプロ野球ゲームの放映権に関して、現在パ・リーグの野球中継の放映権に関してはその多くをFOXが所持しており、かなりの高額での購入となるため現在は導入を見送っている。しかし、放映権の契約に関しては2年契約が一般的となっているため、今後の状況次第では導入も検討していると説明した。

(4)その他
石川編成部部長代理より、コミュニティチャンネルの説明があり、チャンネルミクスで放送している自主制作番組の中のニュース番組「タウン通信」では、年間600本近くのイベントなどをニュースとして取材していることを説明し、事件・事故は扱わず、市民の身近な出来事を取り上げていることを報告した。

企画番組については年間で160本あまりの番組を制作しており、市外や県外のケーブルテレビ局への番組販売も行い、市民に向けた情報発信だけでなく、市外県外にも岡崎を知ってもらうための情報手段となっていることを説明した。また、中継録画・生中継番組は年間50以上の項目で100本以上制作しており、去年初めて放送した岡崎市球技大会生中継が好評であったことや、先日収録を行ったミニバスケットボール大会を例にあげ、今後は子どものスポーツ大会を幅広く取り上げてきたいと説明した。

今後も「あなたがニュース」をキャッチコピーに、市内のあらゆるジャンルの出来事を取材することで多くの市民に出演してもらい、市民が気軽に出演できる街の身近なテレビ局として、また市民の生活に役立つような番組を放送し、市民の情報発信の場になることを目標に番組制作に力を注いでいく旨を述べた。

3.意見交換

荻野里冨会長の進行のもと、意見交換に移った。
(1)学校、歴史文化などの分野の番組作りには取り組めていると思う。今後、趣味の分野などをより幅広くカバーすべきでは。
…現在、俳句に関しては小学校に俳句会の方に教えに訪れてもらうなどの取り組みが小学生にも喜ばれ、俳句会の方にも刺激になっていると考えています。今後は、分野ごとに取り扱う幅を広めていけたらと思います。

(2)防災訓練の取材をすることはありますか。各地域での防災訓練を行う際の参考にしたい。
…現状ニュースでの取材はしていますが、資料映像として残すことはしていません。しかし、過去に岡崎市防災危機管理課から依頼を頂いたこともあり、市民の防災意識を高めるためにも資料映像として残していくことは大切であると考えており、引き続き行政との調整を行っていきます。

(3)市内で活動するNPO法人を取り上げて欲しい。
…市内には、609のNPO法人が存在していますが、実際に活発な活動を行っているのは20%ほどしかなく、放送の力を使って情報発信することでNPO団体の周知と活性化に繋がると考えております。NPO法人への取材については、前向きに検討して行きたいです。
また、取材依頼を頂ければ積極的に取材へお伺いさせ頂いているので、市民の皆様から情報提供にも協力して頂けると幸いです。その際は、ミクス編成部へ直接ご連絡ください。

4.閉  会

定刻となったため、荻野里冨会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成26年2月18日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    荻 野 里 富
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美