第39回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第39回放送番組審議会 議事録

日時
平成25年9月3日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
高沢秀明・曽我修二・原田俊子・山口康二・松尾ひろ子・神尾明幸・星野淳子・市川文勇・荻野里富・富田征也(順不同/敬称略)
欠席委員
和田 昭(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・浜崎友里

進行

1.あいさつ

大川博美代表取締役社長より、ご参集頂いたお礼と審議会の説明があり、3ケ年計画で進めてきた光ファイバー化(FTTH化)工事が終了し、それにより岡崎市全域が93%光ファイバー化されたことを説明した。今後は岡崎市の産業や歴史、文化などを題材にした放送を更に充実させ、社会や市民のためになる番組を放送していきたいと述べ、各委員それぞれの立場から積極的な意見を述べて欲しいと挨拶した。その後大川社長は会場を退席。

森崎健吾編成部長より荻野里富会長と原田俊子副会長の紹介とミクス事務局メンバーの紹介があった後、議件に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
森崎健吾編成部長より別紙2を元にミクス現状報告について説明があり、3ケ年計画で進めてきた岡崎市内全地域の光ファイバー化が8月に完了、追加工事及び残務整理などを行いこの9月に全て終了する旨を説明した。また現在同軸ケーブルを利用している加入者宅が希望した場合、無料で同軸ケーブルを光ファイバーケーブルに取り変えるサービスも行っていることを説明した。旧額田地区と旧岡崎地区の間にある田園地域マルチメディアモデル整備事業地区は、国・県・市の補助金を使用し行い、行政の資産でもあるので、この地域およそ1万2千世帯に対し、ミクスとして単独判断で工事を行えない地区でもあり、早期に光ファイバー化ができるよう、行政と調整中であることを説明した。

続けて加入世帯数について報告があり、2011年7月24日のアナログ放送終了をもってアナログ契約世帯はゼロとなったことを報告した。デジタル加入世帯は岡崎市内およそ15万世帯中約2万9千世帯で、電波障害は約7千世帯、インターネットは約1万6千世帯、電話は5千世帯であると説明し、総接続世帯数はおよそ15万世帯中6万1千世帯であると報告した。

(2)「平成25年9月開始新コースについて」
森崎健吾編成部長より、資料2を元にこの9月からミクスネットワークがサービス提供を開始した新コースを紹介し、観たいケーブルテレビコース、利用したいインターネットタイプなどをチョイスしながらテレビ、インターネット、電話と3つをセットにしたサービス内容を説明した。サービス提供をして間もないが、すでに希望の声を多く頂いていることから、今後もセット販売によってよりお客様が割安にご利用いただけるサービスを提供していく旨を説明した。今後は好きなチャンネルを自由に選べる環境を整備していきたいが、番組供給会社との調整ができていない現状を説明し、しかしながら今後その点をクリアできるよう話し合っていきたいと課題を述べた。

(3)「第22回視聴動向調査結果について」
森崎健吾編成部長より、資料3を元に第22回視聴動向調査結果について説明があった。視聴動向調査とは年1回、全視聴者の中から2千名を無作為に抽出し、ダイレクトメールによってアンケートを実施しているもので、チャンネルや番組の視聴動向を行うものであると説明。

ケーブルテレビに関しては7割強が満足と回答しているが、残り3割に満足してもらえるよう充実していきたいと述べた。またチャンネルミクスへの満足度も今後上げていきたいと話した。

専門チャンネルでは洋画専門チャンネルのムービープラス、邦画専門チャンネルのチャンネルNECOが7割超えの満足度を示しており、またアニメ専門チャンネルのアニマックス、キッズステーション、カートゥーンネットワークも毎回7割を超える満足度で高い人気となっており、面白い・好きなチャンネルにもアニマックスや時代劇専門チャンネル、ディスカバリーチャンネルが上位にきており、大人も楽しめる子供向けチャンネルや見ごたえのある年配者向けチャンネルの人気があることを説明した。
嫌いな専門チャンネルとして上位に上がった囲碁・将棋チャンネルやショップチャンネルに触れ、より専門的な趣味の内容のため今回のような結果が出ていることを説明し、嫌いなチャンネルの上位に上がるが、好きな人にとってはこのチャンネルしか見ていないことや、今回初めてKBSワールドが嫌いな上位にきたことから、昨今の韓流ブームが必ずしも万人ウケをするわけではないということについて説明した。
チャンネルミクスについても説明があり、ニュース番組と生中継番組の人気があいかわらず強いことを報告した。

(4)その他
石川編成部部長代理より資料コミュニティチャンネルの説明があった。チャンネルミクスで放送している自主制作番組の中のニュース番組「タウン通信」では、年間700本近くのイベントなどをニュースとして取材していることを説明し、事件・事故は扱わず、市民の身近な出来事を取り上げていることを報告した。

30分番組の企画番組については毎週1本ずつ制作していることを説明し、年間で240本あまりの番組を制作していることを報告した。中継録画・生中継番組は年間50項目100本以上制作しており、愛知県下のケーブルテレビ局でこの数の生中継を行っているのはミクスネットワークのみということ、またチャンネルミクスで岡崎市内に発信しながら、市外でも岡崎の良さをアピールしていきたいという思いから、他局での放送を行っている番組についても触れ説明した。今後も市民が気軽に出演できる街の身近なテレビ局として、また市民の生活に役立つような番組を放送し、市民の情報発信の場になることを目標に番組制作に力を注いでいく旨を述べた。

3.意見交換

荻野里富会長の進行のもと、意見交換に移った。
(1)康生地区のサービスがないようだが。
…今回の光ファイバー工事は行っていますが、康生地区は電柱が屋外になく地下埋設のため光ファイバーも地下に埋めなければなりませんでした。その中でミクス用の管路を借りて引き込むのですが、すでに管路に空きがなかった場所や全くルート的に引けないところについては今のところ手だてがない状況です。

(2)視聴動向調査の集計結果には「なぜミクスネットワークのサービスに加入したのか」という問いがないが、これまで設問したことはあるのか。
…基本的に加入申し込み及び問い合わせがあった場合、営業部の最初の対応としてまず聞いています。理由は「アニメが観たい」「市の行政情報に興味がある」など様々です。一昔前のアナログ時代は「電波の受信状況が良くないから」という理由でケーブルに切り替える人が多かったのですが、デジタルになってからは比較的「○○チャンネルが観たい」という理由が多く、またインターネットの加入理由としては「地域の会社がすぐに対応してくれるから」といった身近さや安心感を理由にされる方が目立っています。

(3)ショップチャンネルはどれくらいの売り上げ額があるのか。
…毎月およそ2千万円を売り上げており、年間では2億5千万円前後となっています。これはミクスネットワークエリアだけの売り上げで、他のエリアの売り上げは入っていません。ミクスネットワークエリアの売り上げの数%がミクスネットワークの利益となります。

(4)ミクスネットワークの光ファイバーで15万世帯が繋がっているインフラを、生活フォローできるインフラとして活用できないか。(ex:高齢者における買い物難民への回線を利用した買い物など)
…市民のために活用でき、ミクスネットワークにとって無理のないサービス提供を現在研究しています。

4.閉  会

定刻となったため、荻野里富会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成25年9月3日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    荻 野 里 富
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美