第38回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第38回放送番組審議会 議事録

日時
平成25年2月19日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
高沢秀明・伊藤勇樹・原田俊子・山口康二・加藤富子・三井政昭・市川文勇・荻野里富(順不同/敬称略)
欠席委員
浅井 章・野田妙子(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・浜崎友里

進行

1.あいさつ

大川博美代表取締役社長より、ご参集頂いたお礼と審議会の説明があり、岡崎市の放送局として今後もより多くの市民の要望に応えていく姿勢を話し、3ケ年計画で進めてきた光ファイバー化(FTTH化)工事が今年で終了すること、それにより岡崎市全域が光ファイバー化されることなどを説明した。社会や市民のためになる番組を放送していくため、積極的な意見を述べて欲しいと挨拶した。その後大川社長は会場を退席。

森崎健吾編成部長より荻野里富会長の紹介があり、荻野里富会長から、地域の中でミクスネットワークが存在感を発揮できるよう、委員の力をお借りしたいと挨拶があった。森崎健吾編成部長よりミクス事務局メンバーの紹介があった後、議件に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
森崎健吾編成部長より別紙1を元にミクス現状報告について説明があり、3ケ年計画で進めてきた岡崎市内全地域の光ファイバー化が今年8月には完了する旨を説明した。別紙1の地図上緑色部分が今年工事を行っていく地域で、これが終了した時点で全ての工事が終了すること、これにより岡崎市内は93%が光ファイバー化となることを報告した。旧額田地区は市町村合併の際に光ファイバー化がすでに完了していること、無色部分は農林水産省の補助金で行った田園地域マルチメディアモデル整備事業エリアで、こちらは国の資産でもありしばらくはFTTH化ができないエリアであることを合わせて説明した。

続けて加入世帯数について報告があり、2011年7月24日のアナログ放送終了をもってアナログ契約世帯はゼロとなったことを報告した。デジタル加入世帯は岡崎市内14万8千世帯中約2万9千世帯で、電波障害は約7千世帯、インターネットは約1万6千世帯、電話は約4千世帯であると話し、総接続数は14万8千世帯中6万2千世帯であると報告。ここ2~3年の厳しい状況を説明した。

(2)「平成25年1月以降の新チャンネルについて」
森崎健吾編成部長より、資料3を元に現在ミクスネットワークがサービスを提供している全チャンネルを紹介し、資料4を元に今年から新しく放送サービスを開始した新チャンネルの説明があった。新たなチャンネルはディズニー・チャンネル、ディズニーXD、Mnet、D-lifeの4チャンネルで、特にディズニー・チャンネルは放送開始とともに視聴者から非常に喜ばれている旨を報告した。

また今年4月以降に新しく放送サービスが開始となるイマジカBSのことにも触れ、デジタル放送の共同配信を行っているCNCI社とその配信局内で選定を行い、邦画専門チャンネルに対し洋画専門チャンネルが少なかったため、バランスも考え決定したことを述べた。続けて4月以降廃止されるチャンネルについても触れ、プロ野球の放送権利をFOXグループが3球団分獲得したことにより、極めて高額な提供費用による提案がされていること、またFOX系チャンネル内でまだ未放送のチャンネルも含め3チャンネルセットによる放送が条件になっていることから、実りあるサービスを提供していきたいがコスト面を考慮していかなければならず、苦渋の決断でFOX bs238を廃止せざるを得なくなったことを説明した。

(3)「多チャンネルお試し視聴キャンペーンについて」
森崎健吾編成部長より、資料4を元にお試し視聴キャンペーンについての説明があった。各世帯が選択している視聴コースによっては、観られるチャンネルと観られないチャンネルがあり、観られないチャンネルで普段どんな番組が放送されているかわからないということで、ワンランク上の視聴コースに切り替えてもらうきっかけにもなるよう、一ヶ月間全ベーシックチャンネルを無料開放していることを報告した。2月1日から2月28日の一ヶ月間が無料期間で、各視聴コースにおいて無料で見られるのは資料3の表中で赤の■が記してあるチャンネルであると説明した。

(4)その他
石川編成部部長代理より資料5を元にコミュニティチャンネルの説明があった。チャンネルミクスで放送している自主制作番組の中のニュース番組「タウン通信」では、年間700本近くのイベントなどをニュースとして取材していることを説明し、事件・事故は扱わず、市民の身近な出来事を取り上げていることを報告した。

30分番組の企画番組については毎週1本ずつ制作していることを説明し、年間で240本あまりの番組を制作していることを報告した。またチャンネルミクスで岡崎市内に発信しながら、市外でも岡崎の良さをアピールしていきたいという思いから、他局での放送を行っている番組についても触れ説明した。今後も市民が気軽に出演できる街の身近なテレビ局として、また市民の生活に役立つような番組を放送し、市民の情報発信の場になることを目標に番組制作に力を注いでいく旨を述べた。

3.意見交換

荻野里富会長の進行のもと、意見交換に移った。
(1)防災緊急情報の放送について、岡崎市と協定を結んでいるのか。
…平成5年に岡崎市と協定を結んでおり、チャンネルミクスではなく行政番組であるチャンネルおかざきで放送しています。災害があり岡崎市に災害対策本部が立ち上がった段階で連絡があり、防災における緊急情報を発信しています。放送は画面をL字に切り取り、その部分に災害情報を文字テロップで放送しており、警戒が解除されるまで放送しています。

(2)ミクスネットワークのユーザーは市内に多いが、ユーザーとのコミュニケーション手段は毎月送られてくるケーブルガイド誌以外で何かあるのか。
…現段階で一番できていない部分です。ミクスネットワークのサービスを利用してくださっている市民のみなさんに、なんらかの形で還元できるイベント開催や共有できる情報網の確立をし、サービス利用者を大切にしていける施策を考えていきたいと思っています。

(3)加入者獲得のキャンペーンも大切ではあるが、どういう番組を放送しているか、番組出演者はどういう人物かなどの紹介をして、もっと身近に感じられるようにしてみてはどうか。
…番組の紹介も、例えばチャンネルの紹介をするのではなく、そのチャンネルでどういった番組が放送されるかまでをPRする必要があると考えています。コミュニティチャンネルについても、番組名だけを紹介するのではなく、放送予定のお店そのものの紹介や○○小学校の△△を紹介するといった、堀り下げた番組内容の紹介を心掛けていきたいと思います。

(4)幸田町での行事は撮影できないか。参加者が殆ど岡崎市民なのだが、場所が幸田というケースは取材には来てもらえないのか。
…岡崎市民のかたが幸田町で行うのであれば、取材に伺います。

(5)子どもたちが出演する番組をより充実してもらいたい。子どもが出演すれば親も観るし、親同士のコミュニケーションにもなる。また番組アピールに繋がるのではないか。
…今年1月からディズニー・チャンネルやディズニーHDが放送開始となり、子どもたちに安心して観せることができるアニメということで非常に人気となっています。合わせてコミュニティ番組で学校に取材に行くなどして、地域情報とともに子どもたちの姿も前面に押し出していきたいと思っています。

4.閉  会

定刻となったため、荻野里富会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成25年2月19日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    荻 野 里 富
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美