第36回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第36回放送番組審議会 議事録

日時
平成23年8月9日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
浅井章・小戸森邦彦(市川壮文代理)・市川文勇・佐野仁信・高沢秀明・中野敏雄・原田俊子・深津智子・松本文子・三井政昭(順不同/敬称略)
欠席委員
なし
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・浜崎友里

進行

1.あいさつ

大川博美代表取締役社長より、ご参集頂いたお礼と審議会の説明があり、岡崎市の放送局として市民の今後もより多くの市民の要望に応えていく姿勢を話し、社会のためまた市民のためになる番組を放送していくため、偏った情報や間違った情報を放送した際にはすぐに報告頂きたいとのお願いと、積極的な意見を提示して審議頂きたいと挨拶があった。また今回をもって中野委員が会長および審議委員を退くことを話し、大川社長は会場を退席。

森中野敏雄会長のもと、議件に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
森崎健吾編成部長より資料1を元にミクス現状報告について説明があり、旧額田町地区が、国の岡崎市の補助金で公設民営という形で全ての地域内を光ファイバー網を使用し現在サービスを供給していること、旧岡崎地区(額田地区を含まない岡崎市内)について、当初地区内の光ファイバー網化の予定は10年計画であったが、競合他社も多く激戦区のため、当初の予定を早め3年で全地区内の光ファイバー化を完了させることに決め、現在光化工事を進めている。来年9月末までに完了予定で、年間5億円ずつ投じて順次光化をしてゆく予定だと報告した。

続けて加入世帯数について報告があり、2011年7月24日のアナログ放送終了をもってアナログ契約世帯はゼロとなったことを報告した。アナログ放送終了日の駆け込み契約もあり、400件あまりの来客及び電話があった旨を説明した。デジタル加入世帯は岡崎市内14万8千世帯中3千200世帯であるが、逆にまだ余力が見込めるということであるので今後も積極的に営業活動を続ける方針だと話した。現在デジタル放送をアナログに変換するデジアナ変換サービスも供給しており、2015年3月末まで続けることを報告した。

インターネットの加入者数は1万6千600世帯、電話事業は2千180世帯の加入があり、岡崎市内ではおよそ6万7千世帯がミクスネットワークのなんらかのサービスを受けているということを報告した。

(2)「CSデジタル放送のハイビジョン化」について
森崎健吾編成部長より、資料2を元にCSデジタル放送のハイビジョン化について説明があった。現在91チャンネル放送しているが、その中から26チャンネルのCSデジタル放送を今年10月から一気にハイビジョン化する予定で、値段を分け新たなコースを3つ用意する準備中であることを説明した。中でも目玉は「激スポコース」でプロ野球が全試合見られるコースを準備中である。

(3)「第20回視聴動向調査」について
森崎健吾編成部長より、資料3を元に視聴動向調査についての説明があった。視聴動向調査とは年1回、全視聴者の中から2千名を無作為に抽出し、ダイレクトメールによってアンケートを実施しているもので、チャンネルや番組の視聴動向を行うものであると説明。今年も対象2千世帯に対し、回収率28.3%で、うち有効回答558通を集計した旨を報告した。

ケーブルテレビの満足度では80%が満足と答えた一方、満足していない人が20%いる為、今後より満足していただけるような番組制作をしていきたいと述べた。専門チャンネルではアニメ専門チャンネルが毎回高い人気となっており、これについては昔のアニメの再放送や子供が好きなアニメなどを一挙に放送しているため、大人から子供まで楽しめるチャンネルとなっていることが大きな理由に挙がることを説明した。また、嫌いな専門チャンネルとして上位に上がった囲碁・将棋チャンネルやつりビジョンなどに触れ、より専門的な趣味の内容のため今回のような結果が出ていることを説明し、嫌いなチャンネルの上位に上がるが、好きな方にとってはこのチャンネルしか見ていないことを説明した。

(4)その他
石川編成部課長より資料4を元にコミュニティチャンネルの説明があった。チャンネルミクスで放送している自主制作番組の中のニュース番組「タウン通信」では、年間700近くのイベントをニュース取材していることを話し、事件・事故は扱わず、市民の身近な出来事を取り上げていることを説明した。

30分番組の企画番組については毎週1本ずつ制作していることを話し、年間で240本あまりの番組を制作していることを報告した。また愛知・岐阜・三重と静岡の一部のケーブルテレビ局26局で運営されるチャンネル・東海ケーブルチャンネルにも触れ、ミクスネットワークで制作している番組や、家康行列、花火大会などの生中継も東海ケーブルチャンネルで放送していることを説明した。今後も「あなたがニュース」をコンセプトに子供から年配の方までひとりでも多くの市民に出演してもらい、市民の情報発信の場になることを目標に、今後も番組制作に力を注いでいく旨を説明した。

3.意見交換

中野敏雄会長の進行のもと、意見交換に移った。
(1)東日本大震災が発生した際、ケーブルテレビ局はケーブルやハード面が使えなくなったと聞いた。災害が発生した際ミクスネットワークは大丈夫なのか。
…東日本大震災で東北地区3局のケーブルテレビ局が壊滅的なダメージを受けました。津波で電柱や家ごと全て持っていかれており、現在全国のケーブルテレビ局が協力し復興中です。現場では当時、ハードが壊滅したため仮の受信点を設置しそこから先を生かした経緯があります。現代の送信機材はループ状となっており、破損しても逆から送ることができ災害などの対策がされています。一定期間サービス供給ができない時間は発生しますが、すぐに復旧できる対策がなされています。

(2)7月24日のアナログ放送終了日、テレビが見られなくなった人は多かったのか。
…アナログ放送が終了となりブルー画面になった途端、ミクス営業部の電話が一斉に鳴り、営業部員が対応に追われました。18分間のブルー画面の後デジアナ変換により画面が映りましたが、当日の対応は400件を超え、テレビへの依存度の高さが伺えました。

4.閉  会

定刻となったため、中野敏雄会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成23年8月9日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    中 野 敏 雄
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美