第35回放送番組審議会 議事録 | 番組審議会 | ミクスネットワーク

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第35回放送番組審議会 議事録

日時
平成23年3月1日(火) 11:00~13:00
会場
ミクスネットワーク(株)南棟2階会議室
出席委員
浅井千子・市川壮文・小野田哲也・高沢秀明・中野敏雄・原田俊子・松本文子(順不同/敬称略)
欠席委員
浅井千子・市川文勇・三井政昭(順不同/敬称略)
事務局
ミクスネットワーク編成部/森崎健吾・石川康雄・浜崎友里

進行

1.あいさつ

大川博美代表取締役社長より、ご参集頂いたお礼と審議会の説明があり、岡崎市の放送局として市民の今後もより多くの市民の要望に応えていく姿勢を話し、社会のためまた市民のためになる番組を放送していくため、積極的な意見を提示して頂きたいと挨拶があった。また委員の改選期でもあったため、出席委員を代表し中野敏雄委員へ委嘱状を手渡し、大川社長は会場を退席。

森崎健吾編成部長より、議案に先立ち会長と副会長の選任について、異議がなければ会長を中野敏雄委員、副会長を原田俊子委員にお願いしたいとの提案をさせていただき、委員各位より満場一致で了解を頂いた。
中野敏雄会長のもと、議件に移った。

2.議  案

(1)ミクス現状報告
森崎健吾編成部長より資料1を元にミクス現状報告について説明があり、旧額田町地区が、国の岡崎市の補助金で公設民営という形で全ての地域内を光ファイバー網を使用し現在サービスを供給していること、旧岡崎地区(額田地区を含まない岡崎市内)について、ケーブルテレビの伝送路は100%カバーしているが未だ宅内への引き込みは同軸を使用していることを説明。地区内の光ファイバー化工事は順次していく予定であることを報告した。旧岡崎地区の光ファイバー網化の予定は10年計画であったが、競合他社も多く激戦区のため、当初の予定を早め3年で全地区内の光ファイバー化の完了を目指す旨を報告した。これについてはかなりの投資金額が必要であるが、全市内を光ファイバー化完了することで競合他社と闘っていけるインフラができると説明した。

続けて加入世帯数について報告があり、2011年7月のアナログ放送終了を控え、半年前は約6千件であったアナログサービス加入世帯が、現在1,936件まで減らすことができていることを報告。2011年7月までには全てデジタルサービスへ移行をしてもらえるよう呼び掛けていることを話した。現在のデジタルサービス加入世帯数は約28,000世帯、岡崎市内には147,000世帯あまりあることからミクスのシェアは20%ほどであるが、将来的には40%まで引き上げていくことを目標にしていることを報告した。

インターネット事業についての報告では、NTT、コミファなどの競合の中で、地域に根差しているという点から現在17,000世帯の加入があり、競合大手との競争がより激しくなっている旨を話した。
光ファイバー網を活用した電話事業の加入は約2,000件で、NTTからの電話番号をそのまま使用できること、しかしNTTの電話よりもコストパフォーマンスが良いことから利用者からは喜んでもらえていることを報告した。

(2)「ケーブルオンデマンドのサービス開始」について
森崎健吾編成部長より、資料2を元にケーブルオンデマンドのサービス開始について説明があった。ビデオオンデマンドとは、見たい時に見たいものを見たいだけ見るというコンセプトのサービスで、レンタルビデオ感覚で見たいものを選び楽しめるというもの。東京のサーバーにストックされている映像データは常時5千本以上で、一回につき視聴料金を支払って映画やドラマなどが楽しめるサービスであること、NHKオンデマンドとも提携し、NHKの過去番組や見逃した番組などもご覧いただけることなどを説明。また視聴料無料としてチャンネルミクスで放送された特別番組たニュース番組の総集編などもあり、今後順次番組データを増やしてゆく旨を実際に端末機器を操作しながら説明した。

(3)「CSデシタル放送のハイビジョン化」について
森崎健吾編成部長より、資料3を元にCSデシタル放送のハイビジョン化について説明があった。資料3の水色のチャンネルはハイビジョン化されたチャンネルであること、ピンク色のチャンネルが今年4月から変更される番組で、フジテレビTWOとフジテレビONEは人気が高いため、より楽しんでもらえるよう、ベーシックチャンネルに変更することなどを報告した。

また、新たに導入するチャンネルとして「エンタメ~テレ」の説明があり、今年4月1日から放送することを報告した。

(4)その他
石川編成部課長より資料4を元にコミュニティチャンネルの説明があった。チャンネルミクスで放送している自主制作番組について、「あなたがニュース」をコンセプトに子供から年配の方まで多くの市民に出演してもらい、かつ視聴者に有益な情報を提供していくことを念頭に、現場スタッフ13名で日々番組制作を行っていることを説明。生中継番組および中継録画番組などの特別番組は年間90本強制作していることを報告し、今後益々力を注いでいく旨を説明した。チャンネルミクスでの全制作番組を一通り説明した後、地域密着型の番組制作について今後もより多くの市民の要望に応えていく姿勢を説明し、岡崎の発展のため、市民のためになる番組制作を行っていきたいと述べた。

(4)その他
石川編成部課長より資料4を元にコミュニティチャンネルの説明があった。現在コミュニティチャンネルはデジタル131チャンネル・アナログ21チャンネルで「チャンネルミクス」を放送していることを報告。続けて「チャンネルミクス」で放送している自主制作番組について、「あなたがニュース」をコンセプトに子供から年配の方まで多くの市民に出演してもらい、かつ視聴者に有益な情報を提供していくことを念頭に、現場スタッフ13名で日々番組制作を行っていることを説明。視聴動向調査の結果で一番人気となっている生中継番組および中継録画番組にも今後益々力を注いでいく旨を説明した。チャンネルミクスでの全制作番組と、岡崎市の行政チャンネル「チャンネルおかざき」における制作委託番組を一通り説明した後、地域密着型の番組制作について今後もより多くの市民の要望に応えていく姿勢を説明し、岡崎の発展のため、市民のためになる番組制作を行っていきたいと述べた。

3.意見交換

中野敏雄会長の進行のもと、意見交換に移った。
(1)2011年7月のアナログ放送終了に伴い、デジタル放送に切り替わった際に混乱が生じると思うが、現在もデジタル放送を意識していない人たちに対してどのように移行させるのか。
…地デジ詐欺というものが横行している中、ユーザーからの要望がないと動けないのが本音ですが、継続してダイレクトメールでお知らせするなど呼びかけを続けていきたいと考えています。

(2)地上デジタルへの移行が国の施策であるならば、行政と連携し民生委員などと協力して高齢者宅への呼び掛けなどはできないのか。
…地域の総代会長や町内会などでPRをしてもらうなどの取り組みをしています。特に高齢者宅は信頼できる人からの勧めが効果的だと感じているので継続して続け、アナログ放送終了までには切り替えてもらえるようにしていきたいと考えています。

(3)FMおかざきなど他の地域メディアとの連携はどうなのか。
…FMおかざき、東海愛知新聞社も含め各局民放局及び新聞社との交流は岡崎市役所内記者クラブで行っています。毎日顔を合わすので情報交換は行っています。

4.閉  会

定刻となったため、中野敏雄会長より今回参集して頂いたお礼と積極的な意見討論についてのお礼の言葉があり、放送番組審議会を終了した。
以上を明らかにするため、議事録を作成する。


平成23年3月1日
ミクスネットワーク株式会社 放送番組審議会
会     長    中 野 敏 雄
ミクスネットワーク株式会社 会社代表
代表取締役社長    大 川 博 美